最新売買レインズとは？

レインズとは？

マンション売却をお考えで、不動産会社に仲介を依頼しようという方にまず知っておいてもらいたいのが不動産会社のマンション販売方法です。

仲介を依頼したはいいが、この不動産会社で本当に大丈夫だろうかと不安を感じる方も少なくないでしょう。

しかし、そんな心配はありません。

現在はレインズと呼ばれる不動産物件情報交換システムが確立されているからです。

レインズについて詳しく知ろう！

仲介は買取と違い、高値でマンション売却が可能という大きなメリットがあるのですが、買い手が必ず見つかるとは限らないというデメリットが存在します。

ですから初めての売却という方は、できるだけ販売ネットワークの大きい大手不動産会社に仲介依頼するのが1番確実な方法だと思いがちです。

しかし、不動産会社の大小で販売ネットワークに格差が発生することはないのです。

その理由は1990年以降レインズが確立されたことによって、全国の不動産業者は自社の抱える不動産物件の情報交換が可能となっているからです。

レインズとはReal　Estate　Information　Network　Systemの頭文字からとった略称で、不動産物件情報交換を目的に確立されたコンピュータネットワークシステムです。

不動産流通を円滑に進めるための近代化方策として旧建設省が企画し、1990年にそのネットワークシステムが確立されました。

全国の各不動産会社が登録した不動産情報はネットワークを通じて公開されることとなるので、仲介のように多くの買取先を必要とする場合には大きな効力を発揮することとなるわけです。

レインズはどこが運営しているの？

レインズは国土交通大臣の指定を受けた指定流通機構によって運営されています。

指定流通機構は全国に、

財団法人東日本不動産流通機構　→　東日本レインズ
財団法人中部圏不動産流通機構　→　中部レインズ
財団法人近畿圏不動産流通機構　→　近畿レインズ
財団法人西日本不動産流通機構　→　西日本レインズ

の4つの公益法人があり、各指定流通機構に全国の不動産業者が加入しているというわけです。

不動産会社は全ての物件情報を登録するの？

レインズがあれば仲介を依頼する不動産会社選定もかなり楽になってきますよね。

しかし、不動産会社は全ての不動産情報をレインズに登録するのでしょうか？

これは仲介を依頼する側としては大いに関心のあるところでしょう。

実はレインズへの登録は法的に義務付けられているのですが、全ての物件に対してではないのです。
法的に登録義務があるのは専任専属媒介契約、もしくは専任媒介契約を結んだ物件のみです。

つまり、複数の不動産業者に重複して仲介依頼をした場合には、不動産業者はレインズに登録する法的義務はないというわけです。

レインズの物件情報は閲覧可能？

基本的にレインズの物件情報は不動産業者しか閲覧できません。

しかし、現在はレインズの物件情報は不動産ジャパンというサイトで公開されています。

レインズ自体が一般公開されているわけではありませんが、不動産売買を検討している方は是非利用してみるようにしてください。

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