3つのポイント

マンションを売却するならできるだけ好条件でと考えるのは当然のことですが、なかなか上手くいかないのが実情でしょう。

マンションは年に20万戸もの新築が売りに出されているために、その分、中古物件として売りに出される戸数は年々増加傾向にあります。

そのため、不動産会社や買い手は多くの売出し物件を比較することができるので、どうしてもシビアな判断が下されることになるのです。

それではどうすればできるだけいい条件で売却することができるのでしょう?

今回はそのポイントについて説明していくことにしましょう。

売出価格を決める前には必ずリサーチを!

売却時には「一体いくらでうれるのだろう?」という点が最も気になってくるところでしょうが、売出価格を決める際には売却するあなたのマンションの市場価格を正確に把握することが必要です。

市場価格よりも高ければ買い手から敬遠されることになりますし、安すぎればその後の交渉で買い叩かれることもあります。

まずは市場価格に沿った売出価格の検討が必要です。

市場価格は同じマンションの売却歴があれば一番いいのですが、ない場合には近隣のマンションや同じような広さや間取りの売却歴を調べることで確認することができます。

複数の買い手候補をつかもう!

どのような売買でも交渉相手が1人よりも複数であった方が有利に交渉が進められます。

マンション売却でも同様です。

買い手が複数入れば買い手間であなたのマンションを巡って競争が起こるので、売却価格を高くすることが可能です。

出揃った中で一番高い金額を提示した買い手を選べばいいのです。

不動産業者に依頼する際でも、単独依頼となる専任媒介契約を結ばなければ複数の不動産会社に仲介依頼をすることが可能です。

とにかく部屋の見た目を印象よく!

マンションを購入しようという買い手の最重要項目は見た目です。

立地環境や間取りや方位が気に入っても、最終的には実際に物件をその目で確かめ、互換で体感した結果、気にいるかどうかで購入を決定します。

ですから、マンションの見た目ニオイには要注意です。

ホコリやチリはもとより、

  • タイル
  • 水回りの垢
  • シンク
  • コンロ周り
  • カーペットのシミ
  • ドアの軋み

など、思いつくところはできる限り清掃して、整理整頓するようにしましょう。

またニオイはないと安心してはいきません。生活している人には気がつかなくても必ずニオイはあります。
自分の家のニオイは気にならなくても、他人の家のニオイは気になるのと同じです。

特にペットを飼っている場合や、タバコを吸う方がいる場合には要注意です。

そのニオイがわかっただけで買い手はニコチンによる壁のシミや、ペットによる引っかき傷が気になって部屋中のいたるところを気にするようになります。

そうなれば本来ならば気がつかないようなマイナス要因が出てくることにもなりかねません。

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